【Power Automate入門】Formsの回答をSharePointに自動登録して通知する方法|日付のUTC→JST変換も解説|PA45 第7回

コミュニティ運営(PA45)

PA45 第7回のテーマは「Formsの申請をSharePointに自動登録して、担当者に通知する」です。
申請フォームに回答が届いたら、内容をSharePointリストに記録し、担当者にお知らせするまでを自動化します。
この記事は、当日参加できなかった人でも同じ手順をたどれるように、スライドを交えて整理したものです。

この記事で分かること

  • Forms → SharePoint → 通知という自動化の全体像
  • 日付を UTC から JST(日本時間)に直す方法
  • formatDateTime で日付や時刻を見やすく整える方法
  • Formsの回答を SharePoint の列に割り当てる方法
  • 第7回でつまずきやすいポイント

ハンズオンの様子は動画でも公開しています。
手元で止めながら進めたい人はこちらもどうぞ。

▶ この回の録画をYouTubeで見る

今回のテーマ:仕組みを理解しよう

まず、このフローが何をしているのかを整理します。
Formsの回答をきっかけに、日付を整えてからSharePointに記録し、担当者へ通知する、という流れです。
次のスライドで全体の仕組みを確認します。

テーマ解説:仕組みを理解しよう
▲ Formsの回答 → 日付を整える → SharePointに登録 → 通知

今日のゴール(やること)

今日やることを3つに絞って確認します。
次のスライドが当日のゴールです。

今日やること(3つだけ)
▲ 回答を受け取り、日付を整え、リストに登録して通知する

ポイント①:日付を UTC から JST に変換する

Formsの回答日時は、そのままだと世界標準時(UTC)で届きます。
日本時間より9時間ずれているため、そのまま記録すると時刻が合いません。
そこで日本時間(JST)に直します。
次のスライドがその考え方です。

ポイント①:UTC → JST に変換する
▲ convertTimeZone で日本時間に直す

日本時間に直すには、次の式を使います。
「UTCの日時を、東京標準時に変換する」という意味です。

convertTimeZone(triggerOutputs()?[‘body/submitDate’],’UTC’,’Tokyo Standard Time’,’yyyy/MM/dd HH:mm’)

ポイント②:formatDateTime で時刻だけ抜き出す

日付は、用途によって「日付だけ」「時刻だけ」など見せ方を変えたいことがあります。
それを整えるのが formatDateTime です。
次のスライドがその使い方です。

ポイント②:formatDateTime で時刻だけ抜き出す
▲ 表示の形(yyyy/MM/dd や HH:mm)を指定する
  • yyyy/MM/dd:2026/04/23 のように日付だけ
  • HH:mm:14:30 のように時刻だけ
  • yyyy年M月d日:2026年4月23日 のように和暦風の表示

ポイント③:Formsの回答を SharePoint の列に割り当てる

整えたデータを、SharePointリストの「どの列に入れるか」を1つずつ対応づけます。
これがマッピングです。
次のスライドが、その割り当てのイメージです。

ポイント③:SharePointリスト列にFormsの回答を割り当てる
▲ Formsの各回答を、リストの対応する列に入れる
1Forms「新しい応答が送信されるとき」を置く

トリガーに Microsoft Forms を選び、対象のフォームを指定します。

2応答の詳細を取得する

「応答の詳細を取得する」で、回答者や各設問の回答を、動的コンテンツとして使えるようにします。

3日付を整える

ポイント①②の式で、回答日時を日本時間・見やすい形に整えます。

4SharePointに項目を作成して通知する

「項目の作成」で各列にFormsの回答を割り当て、最後に担当者へメールやTeamsで通知します。

今日のポイント3つ

第7回で大事なところを、次のスライドの3点にまとめています。

今日のポイント 3つ
▲ UTCはJSTに直す・表示はformatDateTimeで整える・列に正しく割り当てる
  • 日付はまず日本時間に直す:convertTimeZone で9時間のズレをなくします
  • 見せ方は formatDateTime で整える:日付だけ・時刻だけなど、用途に合わせます
  • 列の割り当てを1つずつ確認する:回答と列の対応がズレないよう見直します

つまずきやすいポイント

  • 時刻が9時間ズレる:UTCのまま記録しているのが原因です。
    convertTimeZone で日本時間に直します
  • 列に入らない・型が合わない:数値の列に文字を入れるとエラーになります。
    列の種類を確認します
  • 必須列が空になる:SharePoint側で必須の列は、必ず値を割り当てます

このフローは、こんなところで使う

「フォームの申請を記録して通知する」形は、社内のいろいろな申請業務に応用できます。
当日紹介した使いどころが、次のスライドの内容です。

活用事例:こんな業務に応用できます
▲ 備品申請・問い合わせ受付・イベント参加登録
  • 備品・経費の申請受付:申請フォームの内容を台帳に記録し、担当に通知します
  • 問い合わせの受付:問い合わせをリストに残し、担当部署へ振り分けます
  • イベントの参加登録:申込フォームの回答を一覧化し、主催者に知らせます

まとめ

第7回の内容を最後に振り返ります。

この記事で学んだこと

  • Forms → SharePoint → 通知は、申請業務の自動化の基本形
  • 回答日時は convertTimeZone で日本時間(JST)に直す
  • 表示は formatDateTime で用途に合わせて整える
  • Formsの回答は、SharePointの列に1つずつ正しく割り当てる

次回・第8回は「申請承認フロー(Approvals)」です。
申請を受けて、承認・却下を回す流れに進みます。

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第7回のハンズオンは、YouTubeにアーカイブがあります。
記事とあわせて実際の画面操作を確認してください。

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※ 本記事は公開日時点の内容です。筆者が実際に学んで試した手順をまとめたもので、Power Automate や各サービスの仕様は今後変わる可能性があります。
※ 記事の構成・図解の一部は、AIを壁打ち相手にしながら作成しています。

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