PA45 第2回のテーマは「変数を操作しよう(Set variable)」です。
前回作った「箱」の中身を、あとから書き換える方法を学びます。
この記事は、当日参加できなかった人でも同じ手順をたどれるように、スライドを交えて整理したものです。
この記事で分かること
- 「変数の設定(Set variable)」がどんなアクションか
- 「初期化」と「設定」の違い
- 「変数の設定」で指定する2つの項目(名前・値)
- 変数の値を書き換える4ステップ
- 第2回でつまずきやすいポイント
ハンズオンの様子は動画でも公開しています。
手元で止めながら進めたい人はこちらもどうぞ。
前回の復習:変数は「名前つきの箱」
第2回に入る前に、前回の内容を軽くおさらいします。
変数とは、データを一時的に入れておく「名前つきの箱」でした。
箱を使うにはまず「初期化」で、名前・種類・最初の値を決めておく必要があります。
次のスライドで、そこだけ思い出してください。

今回のテーマ:変数の値を「書き換える」
初期化で用意した箱は、中身をあとから入れ替えられます。
それを行うのが「変数の設定(Set variable)」というアクションです。
当日は、次のスライドでテーマを確認するところから始めました。

「初期化」と「設定」は何が違うのか
この2つは名前が似ていて混同しやすいので、先に整理します。
「初期化」は箱を1回だけ用意する作業で、フローの中で1つの変数につき1回だけ行います。
「設定」は、その箱の中身を入れ替える作業で、何回でも使えます。
- 変数を初期化する:箱を用意する(名前・種類・最初の値を決める。
1変数に1回だけ) - 変数の設定:箱の中身を入れ替える(あとから何回でも実行できる)
「変数の設定」アクションの中身
設定するのは、次の2つだけです。
前回の「初期化」にあった『種類』の欄が無いことに注目してください。
箱はもう用意済みなので、種類を選ぶ必要はありません。
▲ 選ぶのは「どの変数に・どんな値を入れるか」の2つだけ
- 名前:中身を入れ替えたい変数を、初期化済みの一覧から選びます(例:Count)
- 値:新しく入れる値を指定します(例:10)
今日作るフローの完成形
設定項目が分かったら、手を動かす前にゴールの形を見ておきます。
第2回は、変数を0で初期化し、そのあと「変数の設定」で10に書き換える、という流れを作ります。
次のスライドがその完成形です。

ハンズオン:4ステップで作る
ここからは実際の作成手順です。
前回作った初期化に、今回の「変数の設定」を1つ足すだけです。
下のスライドが全体の流れで、このあと1ステップずつ見ていきます。

前回と同じく、名前 Count・種類「整数」・値 0 で「変数を初期化する」を置きます。
初期化の下に+(新しいステップ)を押し、アクション検索に「変数の設定」と入力して選びます。
名前で Count を選び、値に 10 を入れます。
これで「Countの中身を10に入れ替える」という意味になります。
右上の「テスト」→「手動」で実行します。
実行後、変数の設定の出力を開き、Countが10になっていれば成功です。
つまずきやすいポイント
第2回でよく出た引っかかりを先にまとめておきます。
まずは代表的なミスが、次のスライドの内容です。

- 初期化していない変数を設定しようとする:名前の一覧に出てきません。
先に初期化が必要です - 種類の合わない値を入れる:整数の箱に文字を入れるとエラーになります
- 初期化と設定を取り違える:中身を変えたいだけなら「設定」です。
もう一度初期化すると別物になります
それでも動かないときは、次のスライドのチェックポイントを上から順に確認すると、原因を切り分けられます。

変数の設定は、こんなところで使う
「変数の設定」は、フローの途中で値をためたり更新したりする場面で活躍します。
当日紹介した代表的な使いどころが、次のスライドの3つです。

- 件数を1つずつ増やす:繰り返しの中でCountに「Count+1」を設定し、処理件数を数えます
- 状態を切り替える:条件に合ったらフラグ用の変数を「true」に設定します
- 文章を組み立てる:文字列の変数に文を足していき、通知やメールの本文を作ります
まとめ
第2回の内容を、最後に1枚のスライドで振り返ります。
細かい操作は忘れても、次の3点だけ押さえておけば十分です。

この記事で学んだこと
- 「変数の設定(Set variable)」は、初期化済みの変数の中身を入れ替えるアクション
- 「初期化」は最初の1回、「設定」は何回でも使える
- 設定で指定するのは「名前」と「値」の2つだけ
- 箱の種類は初期化で決めたまま。
合わない型の値はエラーになる
次回・第3回は「条件分岐を使おう(Condition)」です。
変数の値によってフローの流れを分ける方法に進みます。
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📅 次回(第23回・2026年8月15日(土)20:15〜21:00)のPA45をチェックするPA45ってどんな勉強会?
過去回のハンズオンは、YouTubeチャンネルにまとめています。
前後の回もあわせて復習に使ってください。
※ 本記事は公開日時点の内容です。筆者が実際に学んで試した手順をまとめたもので、Power Automate や各サービスの仕様は今後変わる可能性があります。
※ 記事の構成・図解の一部は、AIを壁打ち相手にしながら作成しています。


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