【Power Automate入門】共有フォルダのファイル追加をリンク付きメールで自動通知|PA45 第15回

Power Automate 45分 第15回 アイキャッチ PA45 各回レポート

📝 この記事は、PA45 第15回でつくったフローをあとから見返せるようにまとめたものです。
当日参加できなかった方も、この記事だけで同じフローが作れます。
画面や仕様は更新が続きます。最新の情報は Microsoft 公式(Microsoft Learn)をご確認ください。

🧭 なぜ毎週やっているのか
2022年から、Power Automate for Desktop とクラウドフローの社内展開に取り組んできました。
そこで接してきたのは、ITが専門ではない人や、自動化にはじめて触れる人がほとんどです。
どこで手が止まるかは、だいたい同じところでした。

PA45を毎週続けているのは、その手前のハードルを下げたいからです。
「これなら自分にもできそう」と思えるところまで持っていければ、使う人の裾野は広がります。

📊 この回のアンケート結果
参加者 35名 / アンケート回答 8件 / 理解できた 90.6% / 役立ちそう 100.0%
第15回のアンケート結果をぜんぶ見る(選択肢の内訳も、自由記述も、いただいたまま公開しています)

共有フォルダにファイルが置かれても、誰かが気づかなければ止まったままです。
「更新されたら教えてほしい」は、フォルダを見張る仕組みがあれば解けます。
第15回では、ファイルが増えたら、開けるリンク付きのメールで自動的に知らせるフローを作ります。

毎回送ってもらえるアンケート結果が継続のモチベーションになっています!ありがとうございます(●´ω`●)

 

PA45 第15回 ハンズオン録画

▶ 当日のハンズオン録画

手元で止めながら進めたい方は、動画とあわせてどうぞ。

この回の録画をYouTubeで見る

この記事で分かること

  • ファイルの追加をきっかけにメール通知する仕組み
  • 「トリガー条件」で特定フォルダだけに絞る方法
  • ファイル名と日本時間をメールに載せる方法
  • 生のURLを「クリックできる青リンク」にする方法
  • 第15回でつまずきやすいポイント
今日は「更新に気づかなかった」をなくします。
フォルダを見張る係を、フローにお願いして楽しましょう!!

こんな困りごと、ありませんか

共有フォルダは、誰かが更新しても自分から見に行かないと気づけません。
まずは、よくある困りごとを次のスライドで確認します。

共有フォルダ あるある
▲ 更新に気づかない・見に行くのが手間、を自動通知で解決

今日作るフローの全体像

作るのは3ステップのシンプルなフローです。
ファイルの追加を待ち受け、必要な情報を整え、リンク付きでメールする、という流れです。
次のスライドが全体像です。

今日作るフロー(3ステップの全体像)
▲ ファイル追加を検知 → 情報を整える → リンク付きメール

ステップ1:ファイルの追加を待ち受ける

起点は、SharePointの「ファイルが作成されたとき」トリガーです。
監視したいサイトとライブラリを指定します。
次のスライドがその設定です。

ファイルが作成されたとき(SharePoint)
▲ 監視するサイトとライブラリを指定する

ステップ2:特定フォルダだけに絞る

そのままだと、対象フォルダ以外の更新でも動いてしまいます。
そこで「トリガー条件」を使い、見たいフォルダのファイルだけで起動するように絞ります。
次のスライドがその方法です。

トリガー条件で絞る
▲ 見積書フォルダなど、対象のパスに一致したときだけ起動
トリガー条件は、トリガーの設定メニューから追加します。フォルダのパスが一致したときだけ動くよう式で指定すると、通知が過剰になりません。
トリガー条件で絞っておくと、関係ないファイルで毎回動くのを防げます。
対象のフォルダは最初に決めておくのがコツです。
自動でやってくれるとはいえ、PowerAutomateに無駄な処理をさせないことも安定稼働のポイントです。

ステップ3:ファイル名と日本時間を整える

メールには、何のファイルがいつ追加されたかを載せます。
ファイル名と、日本時間に直した更新日時を用意します。
次のスライドがその設定です。

ファイル名 & 日本時間
▲ ファイル名と、日本時間に直した日時をメールに載せる

クリックできるリンクを作る

この回のポイントが、生のURLを「クリックできる青いリンク」にすることです。
URLをそのまま貼るだけだと文字列のままになります。
リンクにする一手間を、次のスライドで確認します。

クリックできるリンクの作り方
▲ 生URLを、クリックできる青リンク(HTML)にする
1メールの本文をHTML表示にする

「メールの送信(V2)」の本文で、コード表示(<>)に切り替えます。

2リンクのHTMLを入れる

<a href="ファイルのURL">ファイルを開く</a> の形で、URLとリンク文字を入れます。

3テスト送信して確認する

実際にファイルを追加し、届いたメールのリンクがクリックできれば成功です。

完成イメージ

完成すると、こんなメールが届きます。
ファイル名・日時・クリックできるリンクがそろった通知です。

完成イメージ(届くメール)
▲ ファイル名・日本時間・クリックできるリンク付きの通知

実務での活用例

この「監視して知らせる」形は、いろいろな業務に応用できます。
当日紹介した使いどころが、次のスライドの内容です。

実務での活用例
▲ 資料共有・提出物の受け取り・台帳更新の通知に応用できる
  • 資料の共有通知:新しい資料が入ったら、関係者にリンク付きで知らせます
  • 提出物の受け取り:指定フォルダにファイルが届いたら担当に通知します
  • 台帳・記録の更新:更新されたファイルを、すぐ開けるリンクで共有します
メールにはリンクを入れておきましょう
ファイル名だけだと、結局は探しに行く手間が残りますからね、、。

🖥️ 当日のスライド

講座で使ったスライドです。手順を追いながら見返せます。

PA45 第15回 スライド

🖥️ 当日のスライド(全18枚)

ブラウザでそのまま開けます。手順を追いながら見返せます。

スライドを開く

「意外に妥協している業務もあるんだと痛感した」という声が印象に残っています。
自動化できると気づいていないだけの作業は、まだたくさんあると思っています。

まとめ

この記事で学んだこと

  • ファイルの追加をきっかけに、自動でメール通知できる
  • 「トリガー条件」で対象フォルダだけに絞ると、通知が過剰にならない
  • 日時は日本時間に直してメールに載せる
  • 生URLは、HTMLの<a>タグでクリックできる青リンクにする

次回・第16回は「Copilotと作る Power Automate」です。
式やJSONで止まりやすいところを、AIに手伝ってもらいます。

なんとなく難しいイメージのあるJSON。

その中身を分かりやすく解説しつつ、Copilotも活用する手順について解説する予定です!

✅ この45分で、参加者ができるようになったこと

  • フローの流れがイメージできるようになった … 6件(75.0%)
  • 今日のアクションの意味が分かった … 6件(75.0%)
  • PowerAutomateに興味が沸いた … 3件(37.5%)
  • 今日のアクションを自分で使えるようになった … 3件(37.5%)

第15回のアンケート8件の複数選択を、そのまま数えたものです。「意味が分かった」で止まったのか、「自分で使える」まで届いたのか。この差が、次の回で何を厚くするかの材料になります。

🔁 PA45は毎週やっています
第1回(2026-03-06)から第23回まで、のべ 939名にご参加いただきました。アンケートは 298件、理解できた 91.0%/役立ちそう 93.3%です。

PA45 は毎週やっています

テーマを1つに絞った45分のオンライン講座です。プログラミング未経験でも、手を動かしながら1つずつ覚えられます。

次回のPA45を見る

当日のハンズオン録画

手元で止めながら進めたい方は、こちらもどうぞ。

▶ この回の録画をYouTubeで見る

※ 本記事は公開日時点の内容です。筆者が実際に学んで試した手順をまとめたもので、Power Automate や各サービスの仕様は今後変わる可能性があります。
※ 記事の構成・図解の一部は、AIを壁打ち相手にしながら作成しています。

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