AB-730 勉強記録:Copilot の4つの場所とエージェント設定の見分け方

CopilotStudio
AB-730 の勉強中に、取り違えやすかったところを整理した記録です。
試験と練習問題の問題文・選択肢は、試験の規約と著作権の関係で載せていません。
図と説明は、自分の言葉でまとめ直しました。
製品の仕様は 2026年10月16日に Microsoft Learn とサポートページを開いて確認しました。
最新の正確な情報は Microsoft 公式(Microsoft Learn) をご確認ください。
Microsoft 365 Copilot には、似た役割に見える場所が4つあります。
プロンプト ギャラリー、エージェント ストア、Copilot Pages、ノートブックです。
エージェントを作る画面にも、答えに効きそうな設定が4つ並んでいます。
練習問題で点を落としたのは、主にこの2つの見分けでした。
何を扱うかで引く、という整理に変えてから取り違えが減ったので、その方法を残しておきます。

AB-730 は、Microsoft 認定の AI Business Professional の試験です。
初級の位置づけで、試験時間は45分、合格ラインは700点です(2026年10月12日に Learn で確認)。

Microsoft 365 Copilot のハンズオン講座を用意していて、その土台として受けることにしました。

英語版は 2026年10月20日に出題範囲が更新されると Learn に書かれていました。
この記事は、更新前の範囲で勉強したときの記録です。

プロンプト ギャラリー・エージェント ストア・Copilot Pages・ノートブックの見分け方
▲ 名前ではなく扱うものから引くと、4つの場所が重ならない

 

いまここ

1勉強の経過
24つの場所
3冷蔵庫とまな板
4エージェントの設定
5覚え方

練習問題の点数と、落とした場所

この節で分かること

4回解いた練習問題の推移と、間違いがどこに集まったかを書きます。

読み終えるとこうなる

この記事で扱う2つの見分けが、なぜ選ばれたのかが分かります。

Microsoft Learn には、試験ごとに無料の練習問題(Practice Assessment)があります。
4回解いた結果はこうなりました。

1回目 66%2026年10月13日。
初めて解いた回。
2回目 72%同じ日にもう一度。
分野によっては下がった。
3回目 82%10月15日。
目安の80%を初めて超えた。
4回目 88%10月16日の朝。
本番の当日。

Learn の目安は、複数回続けて80%以上です。

間違えた問題を並べると、2つの型に集まっていました。

  • 場所の見分け:その作業は、Copilot のどの画面でやるのか
  • エージェントの設定の見分け:どこを変えると、結果が変わるのか

プロンプトの書き方や情報保護の分野でも点を落としていますが、この記事では扱いません。

練習問題とは別に、間違えた型を AI に言い換えてもらって解き直しました。
そこで分かったのは、迷うとノートブックを選ぶ癖です。
ノートブックではない場面で、3回続けてノートブックを選んでいました。

 

いまここ

1✓ 勉強の経過
24つの場所
3冷蔵庫とまな板
4エージェントの設定
5覚え方

4つの場所は扱うもので決まる

この節で分かること

プロンプト ギャラリーとエージェント ストアの役割を、公式の記述で確認します。

読み終えるとこうなる

配りたいものから、どちらを使うか決められます。

最初は名前で覚えようとして、うまくいきませんでした。
どれも共有・公開・保存といった言葉と一緒に出てくるからです。

そこで、その場所が何を扱うかだけを見るようにしました。
扱うものが決まれば、場所は1つに決まります。

プロンプト ギャラリー:頼み方の文章を配る

プロンプト ギャラリーCopilot のプロンプトを集めた一覧。
Microsoft が用意したもの(Suggested)、自分で保存したもの(Your Prompts)、チームで共有したもの(Teams)が並びます。
料理でいえばレシピ帳にあたります。

Learn には、プロンプトを保存してチームに共有できる、と書かれています。
サポートページに載っている手順はこうです。
保存したプロンプトの「Share prompt」を押し、「Share to team」で共有先のチームを選びます。

共有を受けた側は、「Team prompts」のタブでチームを選ぶと一覧が出ます。
チームへの共有に必要なライセンスは、このサポートページには書かれていませんでした(要確認)。

無償の Copilot Chat の画面でも確かめました(10月13日)。
入力欄の下の「…」(ツールチップは「その他のプロンプト」)を押すと、「プロンプト ラボ」という画面が開きました。
左には「保存されたプロンプト」が並んでいます。

Learn での名前はプロンプト ギャラリーですが、私の画面の表示はプロンプト ラボでした。
表示名は、アカウントや時期で変わる可能性があります(要確認)。

エージェント ストア:完成したエージェントを探して追加する

エージェント ストアMicrosoft やパートナー、自分の組織が作ったエージェントを探して追加する場所。
スマートフォンのアプリストアと同じで、自分では作らずに使う側の入口です。

Learn の Copilot Chat のエージェントのページにも、ストアの記述がありました。
指示と公開 Web サイトだけを元にするエージェントは、追加費用なしで使えてストアに表示されます。
表示は、テナントの Teams と Microsoft 365 アプリのストア設定に従います。

社内の SharePoint などを読むエージェントは従量課金で、Copilot Chat では既定でオフです。

私の無償のアカウントでは、エージェント ストアの入口は表示されませんでした。
管理者の設定によるものか、アカウントの種類によるものかは、まだ確認していません。

ギャラリーとストアの見分けは、配るものが文章か、完成品かの1点にしました。
プロンプトをチームに配るならギャラリー、作ってあるエージェントを使うならストアです。

 

いまここ

1✓ 勉強の経過
2✓ 4つの場所
3冷蔵庫とまな板
4エージェントの設定
5覚え方

ノートブックは冷蔵庫、Pages はまな板

この節で分かること

取り違えが多かった2つを、入れるものと出てくるもので比べます。

読み終えるとこうなる

手元にあるのが資料か回答かで、迷わず選べます。

特に迷ったのが、ノートブックと Copilot Pages です。
どちらも何かをためておく場所に見えます。

ノートブックと Copilot Pages の違い
▲ ノートブックには資料を入れて聞く。Pages には回答を移してみんなで直す

ノートブック:1つのテーマの資料を集めて、聞き続ける

ノートブック(Copilot Notebooks)資料を集めておき、その資料を元に Copilot に質問し続けるための作業場所。
冷蔵庫に材料を入れておき、必要なときに取り出して料理するイメージです。

サポートページで確認した内容です。

  • 参照として追加できるのは、Word・PowerPoint・Excel のファイル、Copilot のページなど
  • 1つのノートブックで答えに使えるファイルは300個まで
  • 答えに使うのは、ノートブックに追加した参照だけ。
    OneDrive 全体やメール、Web は見に行かない
  • Copilot と Copilot Chat のライセンスを持つ人が使える。
    作るには SharePoint か OneDrive のライセンスが要る

無償の Copilot Chat の画面では、左のサイドバーのフォルダーのアイコンから開きました(10月13日)。

Copilot Pages:回答をページに移して、みんなで書き直す

Copilot PagesCopilot の回答をページに移し、共有した相手と一緒に編集するための画面。
まな板の上で、材料にその場で手を入れていくイメージです。

こちらもサポートページで確認しました。

  • 回答を新しいページに移すと、チャットの横に並んで開く
  • 共有した相手はページを見て編集できる。
    元のチャットの中身には入れない
  • 同時に編集できる。
    ただし、同時の編集が AI の回答に反映されないことがある
  • 職場・学校のアカウントでは、SharePoint か OneDrive の保存領域があれば使える。
    Microsoft 365 Copilot のライセンスがない人も対象

Pages の画面は、今回は実画面では確かめていません。

 

Pages の出力が何なのかが、最初はつかめませんでした。
共有できる1枚のページに、みんなで書き込んでいく作業場だと考えると、自分の中では整理がつきました。

ノートブックの参照には、Copilot のページも追加できます。
まな板で仕上げたものを冷蔵庫に戻せる、という関係です。

見分ける問いは1つにしました。いま手元にあるのは、資料か、Copilot の回答か。
資料ならノートブック、回答なら Pages です。

 

いまここ

1✓ 勉強の経過
2✓ 4つの場所
3✓ 冷蔵庫とまな板
4エージェントの設定
5覚え方

エージェントの4つの設定

この節で分かること

エージェント ビルダーの構成画面にある4つの設定の役割を、Learn の記述で確認します。

読み終えるとこうなる

変えたい結果から、触る設定を1つに決められます。
エージェント ビルダーMicrosoft 365 Copilot の中で、会話しながらエージェントを作る画面。
言葉で説明して作ってもらう方法と、構成タブで自分で埋める方法があります。

構成タブで埋めるのは、名前・説明・指示・ナレッジ・推奨プロンプトです。
これに、オンとオフを切り替える機能が加わります。

答えに関係するのは、このうち4つです。

エージェントの4つの設定の役割
▲ 何を読むか・どう答えるか・何ができるか・何を聞けばいいか、で役割が分かれる
設定 役割 Learn で確認した中身
ナレッジ 何を読むか 公開 Web サイト、組織と個人の作業コンテンツ、埋め込みファイル、Copilot コネクタを追加できる。使えるソースはライセンスで変わる
指示 どう答えるか エージェントのタスクと、その進め方を指示する。8,000文字まで
機能 何ができるか コード インタープリター(計算・データ分析・グラフ)と画像の生成。それぞれトグルでオンにする
推奨プロンプト 利用者への質問例 ほかの人が、そのエージェントの得意な場面をつかむためのもの。名前と説明を持ち、選ぶとその質問で会話が始まる

機能のトグルの名前は、英語版の Learn に2つ載っていました。

  • 「Create documents, charts, and code」=コード インタープリター
  • 「Create images」=画像の生成

日本語の画面での表記は、まだ確認していません。

役割を1行にしたあと、変えたい結果から設定を引く形で覚え直しました。

社内の規程を元に答えさせたい読む資料を変える話。
→ ナレッジ
箇条書きで短く答えさせたい答え方を変える話。
→ 指示
グラフや画像を出させたいできることを増やす話。
→ 機能
使う人が何を聞けばいいか迷う入口を用意する話。
→ 推奨プロンプト

 

指示に書けば何でもできる、と思い込んでいたのが点を落とした原因でした。
指示は答え方を決める場所で、できることを増やす場所ではありませんでした。

エージェント ビルダーでできないこと

Learn には、エージェント ビルダーでは外部のサービスとつなぐアクションを作れない、と書かれています。
コネクタやワークフローを足したいときは、エージェントを Copilot Studio にコピーして続きを作ります。
承認や外部システムとの連携が要る業務は、最初から Copilot Studio の範囲になります。

Copilot Studio 側の続きは、別の記事に書いています。

 

いまここ

1✓ 勉強の経過
2✓ 4つの場所
3✓ 冷蔵庫とまな板
4✓ エージェントの設定
5覚え方

覚え方:復習カードは1行にした

この節で分かること

間違えた問題を、どう書き直して復習したかを書きます。

読み終えるとこうなる

同じ形で自分用のカードを作れます。

間違えた問題は、自分用の復習カードに書き直しました。
問題文は写さず、扱うもの → 場所の1行と、迷った理由だけを書いています。

扱うもの 場所 迷った理由(自分用のメモ)
頼み方の文章を配る プロンプト ギャラリー 共有という言葉でストアと迷った
完成したエージェントを使う エージェント ストア 作らずに使う、を見落とした
回答をみんなで直す Copilot Pages ためておく場所だと思ってノートブックと迷った
1テーマの資料を集めて聞く ノートブック 迷うとここに逃げる癖があった

エージェントの設定も同じ形で、何を読むか・どう答えるか・何ができるか・質問例、の1行にしました。

冷蔵庫とまな板の図を付けた1枚を作ってからは、場所の問題は5問続けて正答でした(AI に言い換えてもらった問題での結果です)。

 

まとめ

  • プロンプト ギャラリー=頼み方の文章を保存して、チームに配る
  • エージェント ストア=完成したエージェントを探して追加する
  • Copilot Pages=Copilot の回答をページに移して、みんなで書き直す
  • ノートブック=1テーマの資料を集めて、その資料だけを元に聞き続ける
  • エージェントの設定は、ナレッジ=何を読むか、指示=どう答えるか、機能=何ができるか、推奨プロンプト=利用者への質問例

この記事で分かったこと

この記事で確認した公式ページ

画面の名前や使える機能は更新が続きます。
使う前に、上のページを開き直してご確認ください。

研修・導入のご相談について

Power Automate と Copilot Studio の使い方を、職場向けの研修や導入の相談としてお受けしています。
内容と進め方は、下のページにまとめています。

研修・相談の内容を見るご相談はページ内のフォームから受け付けています。返事は3営業日以内にお送りしています。

※ 本記事は公開日時点の情報をもとに、筆者が試験勉強の中で学び、試した内容を整理しました。画面や機能は変更されることがあるため、最新の状況は公式情報(Microsoft Learn)もあわせてご確認ください。

※ 本記事の構成や図解の一部は、AI と壁打ちしながら作成しています。

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