【Vol.25】Power Automate:翌月1日を毎月自動で出す方法(安定の式パターン)

Power Automate 実践・Tips
★☆☆ 入門
⏱ 5分で読める
🎯 日付計算

「翌月1日の日付をPower Automateで自動で出したい」という場面、月次フローを作るときによく出てきます。

「今月末に1日足す」と考え始めると月ごとに日数が違って混乱します。startOfMonthaddMonths() の組み合わせを1つ知っておくだけで、どんな月でも安定して翌月1日が取得できます。

なぜ直接計算が難しいのか

月末の日数は月によって28〜31日と異なります。
固定で「31日」などを足してしまうと月によってはズレが生じます。

翌月1日の求め方

❌ 固定日数を足す(NG)

addDays(utcNow(), 31)
→ 2月に実行すると3月3日になってしまう

✅ startOfMonth + addMonths(OK)

startOfMonth(addMonths(utcNow(), 1))
→ どんな月でも確実に翌月1日を返す

式の考え方:ステップで理解する

「翌月の月初を取得する」というシンプルな発想です。

翌月1日の計算フロー
utcNow()
addMonths(+1)
startOfMonth()
翌月1日 ✓
startOfMonth(addMonths(utcNow(), 1))  ← これだけ!
翌月1日 = startOfMonth(addMonths(今日, 1))。これ1行でOKです。月末を経由する考え方は「なぜこれで動くか」を理解するためのステップです。

コピペで使える完成形

日付の表示形式を整えたいときは formatDateTime でラップします。

// 翌月1日(日付のみ)
startOfMonth(addMonths(utcNow(), 1))

// 表示形式を整える場合
formatDateTime(startOfMonth(addMonths(utcNow(), 1)), 'yyyy/MM/dd')

月次フローで使う4パターン

📌 使い分けの基準

翌月1日startOfMonth(addMonths(utcNow(), 1))
今月1日startOfMonth(utcNow())
先月1日startOfMonth(addMonths(utcNow(), -1))
今月末addDays()(startOfMonth(addMonths(utcNow(), 1)), -1)

繰り返し使う日付は 変数に格納 しておくと、フロー内で複数回参照するときに変更が1か所で済んで管理が楽になります。

実務での使いどころ

  • 翌月の案内メールを自動送信する日付として使う
  • 翌月フォルダ名(「/2026年04月/」)を SharePointOneDrive で自動生成する
  • 月初処理のトリガー開始日として Teams に通知する
月次フローを作るときに、一度この式を変数に入れて動かしてみてください。すぐ使い方がつかめます。

まとめ

今回は Power Automate で翌月1日を自動で出す方法を解説しました。

📋 この記事で学んだこと

月次フローの日付計算はこのパターンを覚えておけばほぼカバーできます。
ぜひ活用してみてください。

→ 次に読む記事:「【Vol.26】Power Automate:前月末は「月初から1日戻る」で一発解決

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