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🎯 Copilot Studio
Copilot Studioのカスタムプロンプト画面、初めて開いたとき「3つのエリアに分かれてるけど、それぞれ何を書けばいいの?」って迷いませんでしたか?
特に「システムプロンプト」と「サンプル会話」の違いがわかりにくくて、何度か試行錯誤した記憶があります。
今回はこの3エリアの役割を整理します。
Copilot Studio のカスタムプロンプト画面は、エージェントに「どう振る舞うか」を指示する場所です。
3つのエリアに分かれており、それぞれ役割が違います。
エリア①:指示(Instructions)
エージェントに守らせたいルールや役割を書く場所です。
- 役割:「あなたは〇〇会社の問い合わせ対応ボットです」
- やってOKなこと:「〇〇に関する質問には答えてください」
- やってNGなこと:「個人情報を出力しないでください」
ここが「実行」ではなく「思考・生成の設計」をする場所です。
エージェントの性格や制約を決めます。
エリア②:材料(Variables / Topics)
→ 関連記事:「【Vol.1】Copilot Studio × Power Automate × Word連携 つまずきポイント3選」
プロンプトに渡すデータや変数を追加する場所です。
例えば「ユーザーの名前」「今日の日付」「SharePointのデータ」などをここで設定し、プロンプト内で使えるようにします。

エリア③:テスト結果
→ 関連記事:「Copilot Studioのここが凄い:対話しているだけで勝手にデータが整う世界」
設定した指示でエージェントが正しく動くか確認する場所です。
チェックポイントはこの3点です。
- 指示を守っているか(禁止事項を言っていないか)
- 出力形式が崩れていないか
- 余計なことを言っていないか
まとめ
- 指示エリア:エージェントのルール・役割を設定する
- 材料エリア:使いたいデータ・変数を追加する
- テスト結果:実際に動かして確認する
3つのエリアを正しく使い分けることで、意図通りに動くエージェントを設計できます。
実務での使い方を例に挙げると、社内FAQ向けのカスタムプロンプトを作る場合、①システムプロンプトに「あなたは社内ITヘルプデスクのアシスタントです。
丁寧でわかりやすい言葉で答えてください」、②サンプル会話に「Q: パスワードを忘れた / A: ITポータルの〇〇から再設定できます」のような典型的なやり取りを3〜5件、③制約/追加指示に「社外の情報は提供しない」「個人情報には触れない」を記載する、という構成が一般的です。
サンプル会話の数は多ければいいというものではなく、「AIに覚えてほしい典型パターン」を厳選して3〜7件程度が適切と言われています。
多すぎるとAIが混乱しやすく、少なすぎると意図が伝わりません。
質の高いサンプルを少数用意するのがコツです。
まとめ
次の内容で設定します。
実際のPower Automate画面を見ながら確認してみてください。
📋 この記事で学んだこと
3つのエリアの役割をきちんと分けて書くだけで、ボットの回答品質がかなり変わります。
ぜひ整理して設定してみてください。
→ 次に読む記事:「【Vol.10】カスタム変数とシステム変数の違い」


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