Copilot Studio と Power Automate を連携させ、Word に変数を渡す構成はとても便利ですが、はじめて触るときにひっかかるポイントがいくつかあります。
この記事では、1枚スライドで紹介した「つまずきポイント3選」をひとつずつ丁寧に解説します。
よくあるつまずき①:変数名がずれている
Copilot Studio で設定した変数名と、Power Automate のフロー側で使っている変数名が一致していないと、データがうまく渡りません。

変数名は「完全一致」が前提です。スペースや大文字小文字も区別されるので要注意。
解決策はシンプルで、同じ変数名を使うことに尽きます。命名ルールをあらかじめ決めておくと、後々の管理がラクになります。
よくあるつまずき②:Wordのコンテンツコントロールを設定していない
Power Automate から Word に値を渡すには、Wordファイル側の「開発タブ」でコンテンツコントロールを設定する必要があります。
Wordの「開発」タブが表示されていない場合は、[ファイル] → [オプション] → [リボンのユーザー設定] から「開発」を有効にしてください。
- 変数を渡したいテキスト部分を選択する
- 「開発」タブの「テキストコンテンツコントロール」をクリック
- 「プロパティ」をクリックしてPAフロー側と同じ変数名を入力する
よくあるつまずき③:連携の順番がわかっていない
Copilot Studio と Power Automate を連携させる正しい手順はこちらです。
- 先に Power Automate でフローを作成・保存しておく
- Copilot Studio の「+」から「アクションを追加」を選ぶ
- 作成済みの PA フローを選択し、変数をマッピングする
- テストして動作確認後、公開する

PAフローを先に作っておくのがポイントです。Copilot Studio 側はそのフローを「呼び出す」だけなので、順番を間違えると選択肢に出てきません。
まとめ
- 変数名はCS・PA・Wordで完全一致させる
- Word側のコンテンツコントロール設定を忘れない
- PAフローを先に作ってからCSで連携する
Copilot Studio の連携は慣れてしまえばシンプルな構造です。この3点を押さえるだけで、最初のつまずきをかなり減らせます。

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