Power Automateで外部APIを安定的に呼び出す。再試行ポリシー+HTTPアクションの実践

Power Automate 実践・Tips
この記事は、私がこれまで学んだことを備忘録としてまとめたものです。これからPower Automateで業務を効率化したい方の参考になれば幸いです。

 

この記事の特徴: 読みながら一緒にハンズオンできます!手を動かしながら進めることで、HTTPアクション再試行ポリシーの設定を実際に習得できます。

 

GitHubからハンズオン用のフローとサンプルデータをダウンロードできます。
もちろん、自分で一から作っても問題ありません。

▶ GitHubはこちら(MITライセンス)

 


この記事のメイントピック

  • HTTPアクション: 外部APIを呼び出すための基本設定
  • 再試行ポリシー: ネットワーク不安定時にフローを止めない仕組み
  • OpenWeather APIを使った実例
  • Teams通知で結果を共有する方法

 


メインアクションの概要

HTTPアクションは、外部サービスやAPIにリクエストを送るためのアクションです。今回はOpenWeather APIを使って天気情報を取得します。

再試行ポリシーは、HTTPアクションが失敗した場合に自動で再試行する設定です。これにより、ネットワークの一時的な不具合でフローが止まることを防ぎます。

 

★スクショ位置:再試行ポリシー設定画面(回数・間隔)

 

再試行ポリシーは個人的にあまり使えてない機能でしたので、記事にまとめました。

 

 


今回やること

  • OpenWeather APIキーを取得する
  • HTTPアクションで天気情報を呼び出す
  • 再試行ポリシーを設定する
  • Teamsに天気情報を投稿する

 


完成イメージ

→ 関連記事:「【Vol.1】Copilot Studio × Power Automate × Word連携 つまずきポイント3選

フロー全体はこんな感じです:

 


ハンズオン手順(一緒に作ってみましょー)

1. OpenWeather APIキーを取得(カンタン)

 

まずはAPIキーを取得します。

 

  1. OpenWeather公式サイトにアクセスまずはアカウントを作成していきます。
    メールアドレス・パスワードを設定。その後、登録したメールアドレスにOpenWeatherからメールが届きますので、
    本文に記載されているリンクをクリックし、認証を完了させます。
  2. 次に「My API keys」ページでデフォルトのキーをコピー
    下図の赤四角にオレンジ線を引いている部分が自分のキーです。このキーをコピーして、後でPowerAutomateのHTTPアクションに貼り付けます。キーは個人情報ですので、他人に渡さないように注意してください。

2. HTTPアクションを追加

→ 関連記事:「【】Power Automateの基本構造とは?トリガー/アクションを図解と動画で理解

Power Automateで「HTTP」アクションを追加します。設定は以下の通りです:

  • URI: APIのURL
  • Method: GET
  • Headers(今回は空欄でOK): 必要に応じて Content-Type: application/json
  • Body(今回は空欄でOK): GETの場合は空欄

 

今回は URI と Method の2つの項目でOKです

 

APIのURLについて一部書き換えの必要あり

HTTPアクションのURI欄に記入するURLについて、今回は以下のURLを使用します。

こののURLをそのままコピーして、アクションのURI欄に貼り付けてください。

https://api.openweathermap.org/data/2.5/weather?q=Tokyo&appid=YOUR_API_KEY&units=metric

 

その後、貼り付けた URL の YOUR_API_KEY の部分を削除して、
その部分にOpen_WeatherのMy API keysで取得したキーを貼り付けて下さい。

 

 

HTTPアクションのURI欄は以下の状態で完成です。

 

 

3. 再試行ポリシーを設定

HTTPアクション →「設定」→「再試行ポリシー」から以下を入力します:

  • 再試行回数:5
  • 間隔:10秒 → PT10S  と記入
  • ポリシー:固定間隔(fixed)

 

 

4. Teamsに通知

最後に「Teamsにメッセージを投稿」アクションを追加します。本文には以下の式を使います:

今日の東京の天気は @{body('HTTP')?['weather'][0]['description']}、
気温は @{body('HTTP')?['main']['temp']}℃、
湿度は @{body('HTTP')?['main']['humidity']}% です。

 

 

 


テスト方法

→ 関連記事:「Power Automateでクレーム対応を効率化!メールのネガティブ判定+Teams通知

フローを保存したら、手動で実行してみます。HTTPアクションが成功し、Teamsにメッセージが届けばOKです。

 

通知が味気ない感じになってますね。
これをベースにアダプティブカードでもっと見やすくデザインしていくのも良いですね。

 


まとめ

では今回のまとめです。

再試行ポリシーは外部サービスを利用するフローにとって「業務停止を防ぐ保険」。

特にAPIを扱うシナリオでは、必ず設定しておくことをおすすめします。

 

GitHubでサンプルフローを公開していますので、ぜひ試してみてください。

▶ GitHubはこちら(MITライセンス)

 

 



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※ 本記事は公開日時点の内容です。筆者が実際に試した手順をまとめたもので、Power Automate や各サービスの仕様は今後変わる可能性があります。
※ 記事の構成・図解の一部は、AIを壁打ち相手にしながら作成しています。

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