★☆☆ 入門
⏱ 5分で読める
🎯 日付計算
⏱ 5分で読める
🎯 日付計算
「前月末の日付をPower Automateで出したい」という相談、意外とよく聞きます。
月次レポートの集計期間設定や、前月データのフィルターに必要になりますよね。
最初は addDays() で直接日数を引こうとしてうまくいかず、悩む方が多いパターンです。
なぜ直接計算が難しいのか
月末の日数は月によって28〜31日と異なります。
「31日引く」などの固定計算は月によってズレが生じます。
考え方の転換:月初を基準にする
月末を直接求めようとするのではなく、今月の1日から1日戻ると考えます。
どの月でも「1日」は必ず存在するので、ここを基準にすることで月末の日数変動の影響を受けなくなります。

今月の月初(1日) – 1日 = 前月末。月末は毎月変わりますが、月初は必ず1日なので、ここを基準にするのがコツです。
コピペで使える式
// 前月末(日付のみ)
addDays()(startOfMonth(utcNow()), -1) ← 月初から1日戻るだけ
// 表示形式を整える場合
formatDateTime(addDays(startOfMonth(utcNow()), -1), 'yyyy/MM/dd')
式の読み方
utcNow():今日の日時startOfMonth(utcNow()):今月の1日(月初)addDays()(..., -1):そこから1日戻る = 前月末
💡 実務でのコツ
前月月初は startOfMonth(addMonths(utcNow(), -1)) で求められます。
前月末と組み合わせれば「前月の開始日〜終了日」の範囲が完成します。
日付計算式は 変数に格納 しておくと、複数回参照するときの変更が1か所で済みます。
実務での使いどころ
- 前月実績レポートの締め日として使う(Outlook 自動送信)
- 前月範囲で SharePoint や Excel のデータをフィルタリングする
- 請求書の対象期間の末日として使う

前月末の計算、最初は「なぜ月初から引くの?」と思っても、動かしてみると一発で腑に落ちます。
まとめ
今回は Power Automate で前月末を自動で出す方法を解説しました。
📋 この記事で学んだこと
前月末の計算式を一度覚えてしまえば、月次フローの設計がぐっと楽になります。
ぜひ使ってみてください。
→ 次に読む記事:「【Vol.28】Power Automate:毎月の「◯営業日目」を自動で出す方法」


コメント