【Vol.22】Power Automate:条件のequalsとcontains、正しく使い分けていますか?

Power Automate 実践・Tips
★☆☆ 入門
⏱ 5分
🎯 Power Automate

Power Automateの条件設定で「equalscontains、どっちを使えばいいんだっけ?」と迷ったことはありませんか?

なんとなく使っていると、意図しない動作になって原因が分からなくなることがあります。

この2つの使い分けを一度しっかり整理しておきます。

Power Automate の条件(Condition)で「等しい」と「を含む」の違いが分からず、条件が思い通りに動かないことがあります。

この2つは似ているようで、動作が全く違います。

 

equals(等しい):完全一致

値が完全に同じときだけ true になります。

例:
「承認済み」equals「承認済み」 → true
「承認済み」equals「承認」    → false  ← 注意!
equals vs contains の使い分けまとめ

❌ containsで完全一致を確認しようとする(誤作動の原因)

「仮承認済み」contains「承認済み」→ true(意図しない一致)

✅ equalsで完全一致・containsで部分一致を使い分ける

「承認済み」equals「承認済み」→ true(正確な完全一致)

1文字でも違う、スペースが余分にある、大文字小文字が違うだけでも false になります。

 

contains(を含む):部分一致

→ 関連記事:「【Vol.1】Copilot Studio × Power Automate × Word連携 つまずきポイント3選

値の中に指定した文字列が含まれていれば true になります。

例:
「来月の会議について」contains「会議」 → true
「資料送付の件」   contains「会議」 → false
equals は「完全に同じか」、contains は「含まれているか」です。containsを完全一致のつもりで使うと「仮承認済み」が「承認済み」に引っかかるような誤作動が起きます。

 

よくある勘違いパターン

→ 関連記事:「Power Automate【変数の値を増やす】アクションの使い方を業務に役立つ具体的なフローで解説

NG:equals で部分一致を期待する

→ 関連記事:「Power Automate:変数を使ってあいさつメッセージを送る方法。
変数の初期化と変数の設定。

「会議の日程調整」equals「会議」 → false
(完全一致ではないので、必ず false になる)

OK:部分一致には contains を使う

「会議の日程調整」contains「会議」 → true

 

スペースや余分な文字に注意

SharePoint の列や Forms の回答には、目に見えないスペースが含まれていることがあります。

そのため、equals が通らない場合は trim() 関数で前後のスペースを除去してから比較するのが安全です。

trim(outputs('アクション名')?['body'])

 

まとめ

  • equals:完全一致(1文字でも違うと false)
  • contains:部分一致(含まれていれば true)
  • 条件が通らないときはまず「どちらを使うべきか」を確認する

実際のミスを例に挙げると、「ステータスが’承認済み’だったら処理を続ける」という条件を設定するとき、`contains`を使ってしまうケースがあります。

この場合、「仮承認済み」というステータスの申請も`contains(‘承認済み’)`に引っかかってしまい、誤作動の原因になります。

正確な一致を求める場合は必ず`equals`を使います。

逆に`contains`が正解なのは、「メールの件名に’重要’が含まれていたら特別処理する」「コメント欄に特定のキーワードが入っていたら通知する」のような部分一致のケースです。

文字列の一部が存在するかどうかを確認するのが`contains`の本来の使い方です。

また、大文字・小文字の違いには注意が必要です。

`equals(‘ABC’, ‘abc’)`はfalseを返します。

大文字・小文字を区別せずに比較したい場合は、事前に`toLower()`や`toUpper()`で統一してから比較する方法が確実です。

まとめ

次の内容で設定します。
実際のPower Automate画面を見ながら確認してみてください。

📋 この記事で学んだこと




「完全一致か部分一致か」を意識するだけで、条件の誤作動がぐっと減ります。
ぜひ使い分けを意識してみてください。

→ 次に読む記事:「【Vol.23】実務で効く通知設計 Before/After

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