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🎯 Power Automate
「JSONを処理したいけどコードは書きたくない……」という方に超おすすめなのが【作成】アクションを使ったライトなJSON処理です。
自分も最初は「JSONの解析アクションを使わないといけない」と思い込んでいて、わざわざスキーマ定義していたんですが、【作成】アクションだけでかなりの処理ができることに気づいてからは楽になりました。
Vol.16 では「作成アクションをJSONの避難所として使う」考え方を紹介しました。
今回は実際の式の書き方を具体的に解説します。
基本の式:?[‘キー名’]でピンポイント取得
JSONオブジェクトから特定のキーの値を取り出す式はこれです。
body('アクション名')?['キー名']
例えばHTTPリクエストのレスポンスから「name」を取り出したいときは:
body('HTTP要求')?['name']
これを「作成」アクションの入力欄に書けば、出力として値が得られます。
ネストしている場合
→ 関連記事:「【Vol.1】Copilot Studio × Power Automate × Word連携 つまずきポイント3選」
JSONが入れ子構造になっている場合は、?['外側']?['内側'] と連続で書きます。
body('HTTP要求')?['user']?['email']

配列の1件目を取り出す
→ 関連記事:「Power Automate【変数の値を増やす】アクションの使い方を業務に役立つ具体的なフローで解説」
配列の場合は [0] で最初の要素を取れます。
body('HTTP要求')?[0]?['name']
作成アクションの命名ルール
→ 関連記事:「Power Automate:変数を使ってあいさつメッセージを送る方法。
変数の初期化と変数の設定。」
作成アクションには分かりやすい名前をつけましょう。
- 「申請者名を取得」
- 「応答のIDを抽出」
名前をつけておくと、後続のアクションから「作成アクション名の出力」として参照しやすくなります。
まとめ
- 基本式:
body('アクション名')?['キー名'] - ネスト:
?['外']?['内']と連続記述 - 配列の最初:
?[0]?['キー'] - 作成アクションに分かりやすい名前をつける
具体的な活用例として、APIレスポンスのJSONから特定のキーの値だけを取り出すケースがあります。
たとえばレスポンスが`{“user”: {“name”: “田中”, “email”: “tanaka@example.com”}}`という構造のとき、【作成】アクションの入力欄に`@{body(‘HTTP‘)[‘user’][‘name’]}`と書くだけで「田中」が取り出せます。
スキーマ定義不要で、式一発です。
また、複数の値を組み合わせて新しいJSONを作るのも【作成】アクションの得意技です。
`{“summary”: “@{variables(‘count’)}件”, “date”: “@{utcNow()}”}`のようにテンプレート文字列を書くだけで、動的な値を含むJSONを生成できます。
小規模なJSON操作は【作成】アクション1つで完結させるのが一番シンプルです。
まとめ
次の内容で設定します。
実際のPower Automate画面を見ながら確認してみてください。
📋 この記事で学んだこと
JSONを見るだけで身構えていた方も、【作成】アクションで試してみるとハードルが下がりますよ。
一緒に慣れていきましょう。
→ 次に読む記事:「【Vol.18】JSONの構造を箱モデルでイメージ」


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