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🎯 Power Automate
「JSONって難しそう……」という方にこそ知ってほしいのが、Power Automateの【作成】アクションを使ったライトなJSON活用法です。
スキーマの定義とかプログラミング的な知識がなくても、式を少し書くだけでJSONのデータを取り出したり加工したりできます。
今回はその入口として使い方を整理します。
Power Automate でJSONを扱うとき、「JSONの解析」アクションを使わないといけないと思っていませんか?
1つの値を取り出すだけなら、「作成(Compose)」アクションで十分対応できます。
こんなときに使える
- JSONの全部を解析するのは大げさ
- 欲しいのは1項目だけ
- フローをシンプルに保ちたい
作成(Compose)を「式の避難所」として使う考え方
→ 関連記事:「【Vol.1】Copilot Studio × Power Automate × Word連携 つまずきポイント3選」
フローの途中に出てくる複雑な式を、アクションの中に直接書くのではなく、一度「作成」アクションに「避難」させます。
例えば、JSONから特定の値を取り出す式を「作成」に書いておき、後続アクションからはその「出力」を参照します。
作成アクションの式:
body('HTTP要求')?['name']
→ 出力:'田中太郎'

作成アクションを使うメリット
→ 関連記事:「Power Automate【変数の値を増やす】アクションの使い方を業務に役立つ具体的なフローで解説」
- フローの見通しがよくなる:「この作成アクションは名前を取り出している」と一目でわかる
- デバッグしやすい:実行履歴で作成アクションの出力だけを確認すればOK
- 修正しやすい:式の変更箇所が1か所に集まる
JSONの解析との使い分け
→ 関連記事:「Power Automate:変数を使ってあいさつメッセージを送る方法。
変数の初期化と変数の設定。」
「作成」:1〜2項目だけ取り出したいとき、素早く確認したいとき
「JSONの解析」:複数の項目を動的コンテンツとして使いたいとき(後のアクションで繰り返し使う場合)
まとめ
JSONに慣れていなくても、「作成」アクションを使えばピンポイントで値を取り出せます。
まず作成アクションで試してみて、必要になったらJSONの解析に移行する流れがおすすめです。
「ライト」と呼んでいるのは、【JSONの解析】アクションのようにスキーマを事前定義しなくていい点です。
`body(‘HTTP‘)?[‘data’]?[‘name’]`のような式を【作成】の入力に書くだけで、HTTPレスポンスのJSONから特定の値を抜き出せます。
`?`(オプション演算子)を使っているのがポイントで、キーが存在しない場合にエラーになるのを防げます。
また、配列内の要素をループ処理するときも【作成】アクションが活躍します。
「Apply to each」の中で`items(‘Apply_to_each’)?[‘title’]`のようにアイテムのプロパティにアクセスする式を書くと、配列の各要素からデータを取り出して処理できます。
小さな取り出し処理はいちいち【JSONの解析】を挟まず【作成】で完結させるのが効率的です。
まとめ
次の内容で設定します。
実際のPower Automate画面を見ながら確認してみてください。
📋 この記事で学んだこと
JSONを敬遠していた方も、【作成】アクションから少しずつ触れてみてください。
思ったよりハードルが低いです。
→ 次に読む記事:「【Vol.17】作成アクション実践(JSON処理)」


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