【PowerAutomateDesktop Ver2.64】UI 地獄から解放される最高なアップデート

業務改善 × Power Automate
この記事は、筆者が実際に試した結果と現時点での理解に基づいてまとめています。環境や設定によって結果が異なる場合がありますので、その点ご承知おきください。

 

Power Automate for Desktop(PAD)が 2.64 にアップデートされ、PADフローの作成がかなり楽になりました。

これまで「Outlook のメールを送る」だけでも 7〜9 ステップの UI 操作が必要でしたが、今回のアップデートにより、メール送信は たった 1 アクション で完結します。
(Outlookにも対象アクションは多くあります)

この記事では、「メール送信だけ」に特化して Before/After を比較し、PAD 2.64 がどれほど実務を楽にしてくれるかを紹介します。

 

Outlook 以外の標準コネクタも今回のアップデートで同様に扱いやすくなっています!

 

 

 

PAD 2.64 のアップデート内容とは?

Microsoft のリリースノートでは、PAD 2.64 で次の改善が明記されています:[1](https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/released-versions/power-automate-desktop/2601)

 

✅標準コネクタとプレミアムコネクタの区別が PAD にも反映された
✅標準コネクタは無料の職場アカウントでも利用可能になった

 

この 2 点により、PAD がクラウドフローと同じコネクタ体系を扱えるようになり、Outlook のメール送信が 一気にシンプル になりました。

 

PowerAutomateDesktopの画面

もちろんOutlookだけではなくて、
これまでクラウド版 Office 365 Outlook コネクタに属するほかのアクションの一部も、
PAD 内で直接利用できるようになりました。

 

 

Office 365 Outlookのコネクタについて

これまで PAD 単体では使えなかった Office 365 Outlook のクラウドコネクタが統合され、
次のアクションが直接利用できるようになってますね~。

これまでPADは無償版を使っていたので、今回のアップデートはめちゃくちゃありがたい進化です

 

 

 

Before:PAD 2.64 以前のメール送信は “UI 操作の塊”

PAD 2.64 より前は、基本的にOutlook メール送信を自動化するには UI 操作しかありませんでした。

必要だったステップ(最小構成。サンプル)

  1. Outlook を起動
  2. 新規メール(Ctrl + N)を開く
  3. 宛先を入力
  4. 件名を入力
  5. 本文を入力
  6. Ctrl + Enter で送信

さらに、待機(Delay)やウィンドウ待ちも必要になるため、実質 7〜9 アクションになります。

↓ざっくりだいたいこんな感じでしょうか。

 

メール1本送るものこれだけのステップが必要になります。汗

 

 

Before の課題

アップデートまえの課題はフロー作成に時間がかかるだけでなく、以下の課題も。

・UI が変わると壊れやすい
・Outlook が起動していないと失敗する
・入力フォーカスに左右される
・メール 1 通のためにフローが長くなる

 

PADでメール送信しようとするとUI地獄。。
しかも安定しない。

やはりPADの一番の弱点は環境変化に弱く、UIが変わると壊れやすいことだと個人的には考えています。

 

 

After:PAD 2.64 → メール送信が「1 アクション」に

今回のアップデートで PAD に 「メールの送信(V2)」 が追加されました。
これは、標準コネクタが PAD に反映されたことによるものです。

[1](https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/released-versions/power-automate-desktop/2601)

 

 

必要ステップはたった 1 つ

メールの送信(V2)
 To: 宛先
 Subject: 件名
 Body: 本文

これだけでメールが送信できます。

 

フローを作るのも一瞬で完了~

 

 

After のメリット

アップデート後のメリットとして考えられるのは以下の通り

・Outlook アプリを開く必要なし

・UI 操作ゼロで壊れにくい

・標準コネクタなので無料アカウントでも利用可能
[1](https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/released-versions/power-automate-desktop/2601)

・初学者でも簡単に扱える

・フローが極端に短くメンテも容易

 

PADのUI操作が激減するので、初学者の人にもフローが非常に作りやすくなったと思います。

 

やはりUI操作がなくなると、フローの安定感がぐっと増すと思います。

 

Before / After の比較

項目 Before(2.64 未満) After(2.64 以降)
必要アクション数 7〜9 1
方式 UI 操作 コネクタ操作
Outlook アプリ起動 必須 不要
壊れやすさ 高い 非常に低い
無料で使える? UIなら可、コネクタ不可 標準コネクタなので可[1](https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-platform/released-versions/power-automate-desktop/2601)

 

このアップデートでPADフロー作成のハードルが一気に下がったと思う

メール送信という日常的なタスクで、フロー作成の手間が 90% 減少するレベルの変化が起きているなぁと感じます。
(今回はOutlookに絞りましたが、その他のクラウドとも)

PADが「デスクトップ自動化ツール」から、クラウドと融合した ハイブリッド自動化ツール に進化してますね。

PADがきっかけで、PowerPlatformの世界に足を踏み入れてきた自分としては嬉しい限り!

 

ではでは以下まとめ

 

まとめ

  • PAD 2.64 により標準コネクタが PAD に反映された
  • Outlook は標準コネクタのため無料でも利用可能
  • メール送信が 7〜9 ステップ → 1 アクション
  • UI 依存が消え、フローが安定&コンパクトに
  • 初心者〜上級者までメリットが大きいアップデート

 

これから PAD を導入する人、教える人、現場で使う人すべてに恩恵のあるアップデートです。
ぜひ新しいPADを活用して、自動化体験をさらに進化させてください!

 

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